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食用ほおずき

モスクワのプーシキンの家に辿り着いたはいいけど、開館日にも関わらず開いてないのでどこかに抜け穴がないか辺りをうろうろしていたら、泊まっていた宿が一緒だったフランス人にばったり出会いました。

ボルシチ、キャビア、ペリメニ、ピロシキ..。
ロシアにはおいしい料理が山ほどあるのに、1人旅では早々レストランに入って食べることもありません。フランスのお方も同じだったようで、せっかくこうして会ったのだし、ごちそうするからちょっといいところで食べようよ、と少しお上品なレストランに入りました。知ってる名のロシア料理を片っ端から挙げて、おいしい、おいしい、とぺろりと料理を平らげ、さてさてお待ちかねのデザート。でもメニューを見せてもらったもののロシア語はめっきりで、ロシア映画の中からそのまま飛び出してきたようなお腹でっぷり、頭が禿げ上がった給仕のおじちゃんが話す言葉も理解不能で、なんとかチョコレートと読めるメニューがあったので、それを頼むことにしました。

チョコレートのムース? ガトー・ショコラ? チョコレートフォンデュ?
チョコを使ったデザートの数々を期待しながら待つこと十数分。料理のお皿は下げられ、ロシアンティーと一枚の皿がいままさにやってこようとしています。期待に胸を膨らませながら、目に前に差し出されたお皿を覗くと、包装紙にくるまれた一枚の厚みのある板が、たいそうな顔して居座っていました。そう、デザートというのはチョコレート。しかもスーパーでも売っているような銀紙がついているもの、そのまんま。さっきの料理の記憶が吹っ飛ぶような衝撃と打撃を受け、2人して、ガクーンとずっこけ、それから涙が出るほど笑いました。一応、形だけでもと包装紙を開いて、銀紙を破ってチョコを一口食べましたが、あとは持って帰ることにしました。

そんな数年前の旅のエピソードを思い出しながら、神保町でロシア料理を食べました。ここの料理は安いのにどれを食べてもはずれがありません。最初はつまみのつもりが、かなり本格的に食べました。小羊のロース、ボルシチ、マッシュルームクラムチャウダー、ニシンのマリネ、クレープ、、、。同席した人が話のネタに、と食べれるほおずきをくれました。さすがにお店では食べませんでしたが(そのかわり、念願のチョコレートケーキを食べました。これが絶品)、後でまた別の友達とアップルミント味のシーシャを吸いながら食べてみました。
南国の果物特有のクリーミーな舌触りと、枇杷のような甘酸っぱい酸味。最初は「食べれんの?」と半信半疑だった友達も、口に入れた瞬間、「うまっ!」と唸ってました。ほおずき>板チョコ。という訳でほおずきに軍配があがりました。
| たわいもない話 | 22:41 | comments(0) | trackbacks(0) |
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